ETERNAL the end of all exist………

思い出した・・・・・
求めていた永遠・・・
 
消えたかった
消したかった
終りにしたかった
 
全ての絶望
全ての悲劇
 
生きてきた過去を
生きている現在を
生きるべき未来を
生まれ変わり、再び生まれるべき未来さえ 
 
完全なる“死”を求めている
完全なる終焉を
 
なぜ悲しむ
なぜ苦しむ
なぜ死ぬ
 
それを感じる者が居るから
生きている者が居るから
存在するものが在るから
 
私は消えたい
もう二度と、生まれる事の無いように
 
だから、消し去ろう
生ける者達を
その世界を
全ての存在を
再び生まれる可能性を
全ての「存在の可能性」を
 
私は“死”・・・
生ける者の、命無き物の、あらゆる存在の・・・終焉
 
命無き場に死は存在しない
命を生む可能性無き場に死は生まれない
存在無き場に死は必要ない
 
全ての存在の終焉の下で
ようやく私は、“死ねる”のだ・・・・
この永遠の内に・・・
 
 
 
 
 
 
「あいつ等を見てみろ・・
 いつもいつも醜い殺し合い、戦争・・・
 虐殺と報復その応酬の日々、泥沼・・・
 たまたま目が合った奴がむかついて殺した・・・
 強欲、金欲しさ、過剰な欲望だ・・・
 生き疲れたと言って、期を待たずに旅立つ奴等・・・
 それに、
 “なんとなく、殺してみたかった”」
「突き動かされるように、そう、突き動かされるように・・・
 世界が生まれ持った“死”の意思に突き動かされてる
 皆が潜在的に持っているんだ・・・
 “奴”が求めているのを感じる時があるだろう?」
 
「お前はどうしたいんだ?
 生きたいか?死にたいか?殺したいか?
 死から目をそむけるか?
 抵抗するのか?
 死さえも喰い尽くし、取り込んで生きるのか?
 死に飲まれ、突き動かされるのか?
  
 生きようと、望むのか?」
 
 
死も生の一部か・・・
生さえも死の一部か・・・
 
「不安定で危なっかしい・・・が、
 今までどうにかこの循環は守られ続けてきた。
 これを悲劇として断ち切るか、
 己の命と認めて維持するのか・・・
 後は俺たち次第。」
 
「俺は・・・・・生きるよ。
 俺は生きる。」
 
「お前は、どうするんだ?」