the weaker's hollow

また、景気よく死んでいる・・・が、
それも何気ない日常でしかない。
 
何かしてはいるが
それは、何もしていないのと同義
 
役立たず
不要物
 
必要とされないが
ならば俺が必要としよう
 
誰の為でもなく
全く皆の為ではない
 
なら、何故生きている?
何故存在する?
 
いつまでも役立たず
いつまでも不要物
 
周囲に紛わされて
俺が俺を消してゆく
 
「まだ、生きてたのか?」
 
望まずとも
自ら、また、何度も
結局は自らの手で
 
 
価値も
意義も
意味も
無い

だが、“俺”は
“そこ”にしか居ない
 
 
 
 
 
 
 
俺は全く相応しくない
この世界には
人間の社会には
人間には
 
無駄
邪魔
人類の汚点
社会的損害
 
「悪かったな・・・それでもまだ、生きてる」
 
 
「本当にそうか?本当に、自分の力で、生きてるか?」
「お前は生かされてるに過ぎないのさ」
「自分じゃ何も出来ないくせに」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「結局お前は、塵でしかないんだよ」